高校2年生・中学2年生に贈るメッセージ ~Message~

「ゼロ学期」の重要性とは

 

受験勉強について、高校2年・中学2年生以下の生徒にメッセージを送ります。

 

保護者の方も、各種のリーダーの皆さんにも、今年のセンター試験を通して考えるべきことを送ります。

厳しいですが・・・参考にしてくだされば嬉しいです。

 

学年の3学期は、受験では「ゼロ学期」といいます。

 

なぜでしょうか。

 

学校は4月を学期はじめといいますが、受験では、「1月からが学期はじめ」なのです。

大学入試センター試験が終わったら、次の学年の受験が始まるからです。

 

受験準備は「早い者勝ち」です。

 

だから、進学希望の学校を早くきめて、準備を始めなくては「ライバルに差をつける」ことができないのです。

大学受験では、<希望校→志望校→出願校>は一致しなくていいのです。

成績の伸び方で変わるからです。

<希望校→出願校>が一致するように努力するのが受験勉強です。

 

だから、これからの変化をプラスとマイナスで読み込んで、プラスになる勉強をする姿勢を確立するのです。

 

それができるのは「いま」です。

 

この点、高校受験は、公立と私立のレベルとバランスを見ながら、「上位校を狙う」のが受験勉強ですね。

 

将来、大学に進学する人は、中2・中1の頑張り次第です。

「新学習要領」と大学入試改革の「新テスト」の変更が決まっているのですから、個人の努力だけでは間に合いません。

残念ながら、公立中学の現状は文科省・県教委の「様子見」ですから、家庭でフォローするしかないのです。

 

勿論、「基礎学力の充実」は不変です。

が、それだけでは「受験を勝ち抜く」ことができないのです。

 

教育論を述べているのではありません。

現実の受験学習について触れているのです。

誤解なく・・・。

 

これは、高校生も中学生も同じです。

「目標」を決めたら、合格を目指した勉強を具体的に始めないと、公立の生徒は、中高一貫校の生徒に勝てません。

中高一貫校のトップ進学校の生徒は、高校1年生で、「ほぼ3年間の教科書の範囲を終了しています。

あとは「演習」・「繰り返し」・「学び直し」の時間です。

 

 

今年のセンター試験を解いてみた?

大学入試でいえば、今年のセンター試験の問題を、すでに解きましたか?

 

「指定された時間内で解く」のです。

 

そんな学習時間を取りましたか?

 

英語は時間不足だったのではないですか。

第1問から丁寧にやっていたら、最後の長文までにいかないうちに終わってしまいますね。長文は高得点の範囲です。

それで何点取れましたか?

200満点ですね。

 

おそらく1年生で80~100点行けばいいところでしょう。

長文でわからない単語はいくつありましたか。

難しい単語はなかったはずですよ。

もしわからなくったら、早速勉強のし直しです。

 

平均点は6割・120点で作られていますね。

だから、2年生は、140点は取らないといけません。

1分間に何ワード読むことができるか。

書くことができるか。

自己判定して下さい。

 

 

数学は、第3問が解けていますか。

教科書レベルの公式をマスターしていれば十分に戦えたはずです。

各大問の(1)は全部解けましたか。

未履修の範囲は除いて構いませんが、学習した教科書の範囲は解けないといけません。

 

 

国語は第1問の評論文で躓いた人がいたようですね。

ネットのブログや週刊誌の文章レベルに慣れ過ぎていると、この論理的な文章が読めなかったのではないでしょうか。

実は、女性週刊誌の文章レベルは、「中学2年生程度の読解力」を基準にして書かれていますからね。

普段から、少し硬派の文章を読むようにしていない人は対応できないのです。

 

漢文は基本がマスターできているかどうかが勝負でしたね。

古典は文法問題が得点できたはずです。

残念ですが、現在の高校には、漢文や古典を指導できる教員が不足しています。

ズバリ国語の教員の実力差が大きいのです。

 

 

その理由はいくつもあります。

全国には、これをカバーする対策を講じている県教委もありますが、生徒の立場では、これではまい合いません、塾や予備校でフォローするしかないのです。

 

だから前川塾長には「高い学力を持った講師」をそろえて指導するように言っているのです。

先日、LEADESTの講師たちに会いましたが、しっかりした学力を持っているので安心しました。

 

「いま」から「差」を意識した学習を

漠然と勉強しているのでは、得点につながりません。

具体的な問題にあたりながら自分の欠点・足りないところを自覚して「どこから手を付けるか」を考えてください。

これが受験勉強です。

意識するとしないとでは、大きな格差が生まれますよ。

 

多くの学校は、受験を意識した具体的な学習法はやらないはずです。

ましてや、公立高校では、大学センター試験と同じような形式で、2年生以下にはやらせていないでしょう。

 

しかし、九州や東北・北陸など全国の進学校では、高校1年生から、積極的に取り組んでいます。

だから公立学校でも、高得点を取るのです。

この結果が、やがて週刊誌をにぎわすでしょう。

 

神奈川や東京の私立高校は「英語だけ」、80分の時間を取って実施しているところが多いですね。

センター対策は受験指導の鉄則ですから・・・。

皆さんが通っている学校の様子はどうですか。

この時点で「差」がついては困ります。

 

個別指導塾の中には、表面では受験指導を言うけれど、実際は指導のノウハウを持っていないところが多いですね。

教材選びも、テスト対策も、生徒の自主性に任せているところがあるようですが、本気の進路指導をするための情報や資料の収集は大変なのです。

 

「面談力」ですね。

生徒だけでなく、保護者も面談することを勧めます。

「この塾は実力がないな」と持ったら、とっとと転塾するといいです。

携帯電話の切り替えと同じです。(笑)

 

生徒個人に能力があっても、指導者の意識と知識不足では生徒の力が伸びません。

可哀想です。

 


最後に

さて、大学入試・高校入試の真っ最中ですね。

部活でいえば、対外試合ですから、思い切り度胸よく戦いに挑まなくてはいけません。

 

一番の敵は、体調を崩すことです。

風邪を引かないように、お腹を壊さないように、気分転換に気をつけてください。

 

どうしても運動不足になりますから、自宅の周りを走ったり、手足を動かしたり、ストレッチ体操をしてください。

 

トランプ氏が大統領になりました。

厳しい時代が始まります。

どんな「波」が来ても、逞しく乗り越える実力が要求されています。

受験はその1歩にすぎません。

 

逞しく、強く「生きる力」を受験勉強で養いましょう。

 

避けて通るのではなく「挑戦」です。