受験には「魔物」が潜んでいる。味方につけるか敵に回すか。
国公立大の「出願」が終わりましたね。
いよいよ「目標」が定まったところですね。
どこの大学も「実質倍率は3倍」です。
表面的な倍率は気にしないことです。
「同じ学力レベルの人」の競争です。誰が合格か、不合格か。
全ては、大学別に行われるテスト次第ですね。短期決戦です。
ここで、注意したいことをもう一度まとめます。
第一の魔物とは
受験には「魔物」が潜んでいます。
魔物(モンスター)を、君は「味方」にするか、それとも「敵」に回すか。
魔物は暴れます。勝手に動きます。だから、統御しなくてはいけません。
プラスにもなるし、マイナスにもなるからです。
統御するには、強い意志が必要です。
魔物をコントロールする強い意志です。
いま動き回っている魔物はインフルエンザです。
「なあんだ!」ではありません。
せっかく勉強してきたのに、このモンスターのために体調を壊したら最悪です。
「1日が10日の価値」の時間帯です。
乱されないようにしましょう。
魔物をコントロールする強い意志とは、「手洗い」「うがい」です。そして「快食・快便」です。
人混みを避けて、適度の運動をして、ストレスを最低にすることです。
この当たり前のことが、受験では大切なのです。
受験生にとって、インフルエンザだけでなく、体調維持が基本です。
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第二の魔物とは
次の魔物は「緊張感」です。
この緊張感を心地よく受け止めていますか。
それとも、このモンスターに振り回されて、コントロールできなくなっていませんか。
このモンスターはしたたかです。
眠れなくなったり、不安でイライラさせたりします。
「合格しなかったらどうしようか」とか「私にも進学できる大学があるだろうか」とか、勝手に動きます。
この「緊張モンスター」に悩まされていませんか。
「緊張モンスター」と仲良しになってください。
心地よいところで「できるだけのことをやる」という集中力のある受験生は大好きです。
いまは、「毎日が受験日だ」という人がいますね。
受験日が大好きなモンスターは暴れます。
体力を奪っていきます。自信がない人は「統御ができない」ので疲弊します。
これはいけません。
「緊張モンスター」と仲良しになって、その日、その瞬間の「集中力」を楽しんで下さい。
このモンスターは受験生を強くも弱くもするのです。
この際、人間としても強くなるのです。
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強い意志で乗り越えよ!
受験の魔物は「幻惑の術」をもっています。
出題の傾向を変えてくる魔術です。
チョット「目先の出題」を変えてくる魔術です。
一見、出題傾向を変更したかのように見せる「術」です。騙されてはいけません。
今年は2020年を意識して「思考力」を問う形をとる大学・学部が多いでしょう。
思考力は「考える問題」を出すということです。
考える問題は「日常生活の中で起きていること」を基点にして「なぜそうなるの?」「どうしたらよいの?」という問いかけに特徴がでます。
賢い人は、この表面的な変化に惑わされず「出題者が答えさせたいこと」に注視します。
「これはこの定理や公理を使えということだ」と見抜きますね。
出題者はモンスターを使って「めくら騙し」をかけてきますから、解答者は「透視眼」を使って「出題の意図」を見破ればいいのです。
「魔物を追い出す力」・「魔物を取り込む力」のどちらかを意識したらいいですね。
勿論、マイナスの魔物を追い出し、プラスのモンスターは取り込まなくちゃいけません。
「強い意志」で、取り込むことを勧めます。
典型的な受験は東大です。
センター110点、個別440点です。圧縮点ですね。まさに2次学力勝負です。
モンスターの力次第です。
合・否をわけるのは、<0.00いくつ>の差とか、再試験をやったら、<半分の合格者がいれかわるだろう>とさえウワサされていますから、魔物の力は侮りがたいですね。
得意な分野を活かして、「部分点の1点に拘る」ことを勧めます。
ここはもう「攻め」一方です。
先日アメリカで開催されたフィギュアスケート四大陸選手権で優勝した紀平梨花選手や、宇野昌磨選手の「執念」を見ればわかります。SP5位・4位からの逆転です。特に宇野選手は、「自分がフィギュア界を背負っている」という責任感と「プライド」がプラスされていたと思います。
怪我を言い訳にしない「強い意志」でモンスターを操った典型的な例だと思います。
普段おとなしい宇野選手が「これが私の生き方だ」という。
言葉の裏にある「凄さに感動」します。
<魔物=モンスター>は、正直で可愛いものです。
仲良しになりたくてしょうがない性質をもっています。
上手に付き合うと「お土産」を持ってきてくれます。
勿論、合格というお土産です。
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