私立中高一貫校に通う生徒が気をつけたい3つのこと

① 学力差が生まれる理由

今回は、私立の中高一貫校に在籍している人への「学力メッセージ」です。

 

皆さんは、中学入試(もしくは付属小からの内部進学テスト)を通して現在在学している学校に入学しましたね。

 

ということは、「入学時」の学力は、ほぼ同じレベルからのスタートだったハズです。

 

「学校間の格差」はあっても、「学校内の格差はない」ことが前提ですね。

ここが、公立学校のバラバラと一番違うところです。

 

ところが、2年・3年と学年が進行するにしたがって「校内学力の格差」がどんどん広がっているのが現実ですね。

 

この広がりの「現実」を見たくない。

目を覆っていたいというのがホンネでしょう。

それで、あなたや保護者の皆さんは「戸惑い」「不安」を感じ、悩んでいるのではないでしょうか。

 

このままで志望する大学に進学することができるのか。

夢に描いた将来設計が実現できるのか。

 

実は「大丈夫じゃない」ですね。

 

早急に手を打たないと学力差は拡大するばかりです。

「学力上位」の人は、校内成績ばかりを見ていてはいけません。

ライバルは学校の外にいます。

競争は激しいです。

学力が「中・下位」の人は、早急に、遅れを取り戻すための努力をしないといけません。

 

落ちこぼれたら、学校生活が楽しくなくなります。

 

「内部進学ができるから大丈夫だ」と考えていると「甘い」です。

目先ばかりを見ていてはいけません。

 

「校内学力の格差」がハッキリしてくるのは、「中1の後半から中2にかけて」が大きいです。

この時期に「諦め」たり、部活を理由に「遊びクセ」をつけてしまうからですね。

今日やるべきことを「明日に延ばす」クセです。

 

例えば、英語の週(小)テストでアップダウンが激しいのは典型的なものです。

 

学習習慣がついているかどうかをチェックするには、「英語の週テスト」の得点を確認するのが一番手っ取り早いものです。

部活の試合があったとか、休日の後だとか、「手抜き理由」をすればきりがなくなりますからね。

波がある人には、実力が定着しないのです。

 

あなたの週テストの得点の流れは、正直に「学びに向かう姿勢」を示すものです。

具体的に言えば、30点満点で、25点平均の人は、毎週ほぼ24点~26点。

19点平均の人は、18点~20点。

満点を取る人は、28点以下に崩れません。

このように「一定の幅」で得点率が上下変動をするのです。

 

この「壁」を意識して突破する必要があります。

一貫校には、高校入試がない分だけ「のんびり」と「緊張感がない生活」で壁を意識しないから、良くも悪くも「安定」してしまうのですね。

頑張らなくちゃいけないとか、サボってはいけないとか思いながら、切磋琢磨とか競争がない世界では、安心・安全で「怠惰」になってしまうのです。

 

ここを克服しなければいけません。

 

② 中学受験と違う勉強が必要 ~コツコツタイプが伸びる理由

その第1期が中1・中2です。

 

中高一貫校の生徒の「落とし穴」です。

中3になったら、慌ててください。

 

入学して半年、中1の秋になり、冬になると、漠然としていた学力に、いつの間にか「ものすごい差」が生まれていることに気づき、愕然とするものです。

 

学校内の順位だけではなく、英語・数学など中学に入学してから始まった教科の得点の広がりです。

「スピード」も「学習量」も、小学校時代とは比較になりませんからね。

 

ここからはコツコツタイプが強くなります。

 

私は、「6年間の流れ」の生徒の学力・意識を調査したことがあります。

その結果、中2の時に、「下降と上昇」の波がハッキリし、きれいに二極化するすることがわかりました。

高校も2年生が分岐点です。

だから、早期の対策を取る必要があるのです。

 

学校としても、どうしても学力差の拡大を防ぎたいところです。

授業がやりにくくてどうしようもないですからね。

 

LEADESTに近郊する中高も同じだと思います。

校内ではやりきれない場合は、はっきりと塾や予備校と提携している学校が全国・首都圏にありますね。

 

例えば、数学では「微積分」の得意な教師と「確率統計」の指導が得意な教師と「空間図形や数列」の指導が得意な教師の最低3人は、「学年ごと」にそろえなければなりません。

英語では「長文読解」と「グラマー」が得意な教師は違います。

「漢文」「古典」に至っては、とてもやり切れません。

プロの世界の裏方は厳しいのです。

 

こうしたノウハウを持っている指導者を複数名確保している高校が、受験で合格者をたくさん出しているのです。

普通の学校は、教師の指導力に「専門性が希薄」なのです。

この点に、「塾の役割」があるのですね。

目的的に講座を組むことができるからです。

 

私はLEADESTに「専門性を高めて、一貫校の生徒を集めて指導したらいい」と助言している理由は、塾でしかできない教科指導の充実です。

現状はしっかりやっているようだから安心していますが、いままで以上に、生徒の志望目的に合わせて、オンデマンドで「教科指導カリキュラム」を組む体制を教科する必要があります。

 

③ 2020年の大学入試の最新情報

 

 

 

さて、ここからは、公私立生「共有」です。

新中3以下の人は、2020年から大学入試が変わるということを知っていますね。

そこで、どのような問題が工夫されている。

最新情報をお届けしましょう。

 

直近のものは、2月26日に行われた「フィージビティ調査」といって、大学1年生500人対象に実施されたものです。

これから年次を追って、いろいろな試行を通して、2019年にプレテストが行われ、2020年に入る流れになっています。

 

では、今回出題された「記述式」の問題例に一部を抜粋して紹介します。

まだ、全国に広がっていないものです。

 

・問:提案書の訂正について(50字以内)

・問:父と姉の意見の対立の理由(20字以内)

・問:駐車場の料金改訂の不満(40字以内)

・問:駐車場料金の不満理由(20字以内)

 

これを見ると、国語の学習は「現状の延長」では立ち行かなくなることがわかります。

意識の高い学校は、早速工夫をするでしょうが、立ち遅れる学校はドンドン下降してしまうでしょう。

 

公立・私立の学力格差が広がるでしょうし、私立も「学校間格差」が広がる危険性があります。

 

対応次第で、私立一貫校の「ランキング順位が変動」するはずです。

ハッキリそれを狙っているが私立学校がありますね。チャンスですから。

 

「これは国公立志望者の問題だ」と逃げないでください。

私立大・短大の入試問題は、いち早くこれに対応してくるからです。

推薦・AO推薦の「面接の課題」にもなりますからね。

 

「どのように指導したらよいか」と、先生方が頭を抱えるはずです。

 

対応策としては、まず、「社会の常識」を学習するところから始めなくてはならないですね。

手始めに、LEADESTのHPにある「講師たちの講座」のようなものが重要になりますね。

企画があったら、積極的に参加することを勧めます。中学生向けの演習を主体とした「文章講座」もいいですね。

 

一度では無理ですから、中1の段階から順序良く、しっかりカリキュラムを組んで学習をしくとよいと思います。